計画段階

マイホームを持つ時、選択肢は3つあります。

方針決め

  1. マンションを購入
  2. 新築する
  3. 中古住宅を購入



マンションは安くて利便性が良いです。
ただし土地の所有権がなかったり、管理費や修繕費の使い方を自分で決められなかったりと、小回りがききません。
新築すれば思い通りの家を作れます。
しかし、やはりお金がかかります。
中古住宅は好きに家をいじれるのですが、良い条件の物件がいつ見つかるかわかりません。


そもそもの発端は・・・。
子供ができた時に、階下の人間に遠慮して、飛び回らせてあげられないのがかわいそう、という話でした。
なので、マンション住まいにはまったく惹かれず。
奥さんは奥さんで、マンション住まいは嫌だという思いがあったみたいです(実家がマンションなので)。


というわけで、マンション購入はなし。
必然的に、新築または中古住宅の購入を目指すことになりました。

勉強

方針が決まれば、次のステップです。
インターネットで検索すれば、不動産情報はわんさか出てきます。
また、「家を建てるならこうしろ!」みたいな情報も大量に出てきます。
しかし、必要な情報が分散しているのと、基礎知識は体系だてて勉強した方が効率が良いです。
で、本を買いました。
買ったのは、「世界で一番やさしい家づくりガイド」(ISBN:4767805449
基本的な知識(全体の流れやローンの話、「地目」「建蔽率」「容積率」等の意味)までカバーされていて、非常に使いやすい本です。
他に、「北海道の注文住宅」その他の雑誌を数冊。
本や雑誌の情報とネットの情報をあわせれば、とりあえず不動産の物件情報の意味くらいはわかるようになります。

お金の話

次に、予算の概算を計算。
現在の家賃と二人の収入を元に、月々いくらくらいの返済なら耐えられるかを考えます。
奥さんと僕の意見はほぼ同じで、「月々10万を超えるとキツイ」。
最長35年ローンを組むとして、借りられる額の上限は3000万程度ということになりました。

住む地域

二人とも、通勤には函館本線の駅を使うことになりそうです。
個人的に、冬場を考えるとバスは交通機関として考えたくありません。
奥さんの職場の関係から、札幌市の東側はキツイということになりました。
よって、最寄駅は函館本線の札幌以西の駅という条件がつきます。

土地の広さ

土地の広さはどのくらい必要か、考えます。
ここでも二人の意見は合って、「いまの賃貸アパートの倍程度の床面積でよい」。
概算してみると、建坪18〜20坪、床面積が36〜40坪程度、となります。
で、じゃあ、土地の広さはどのくらい必要か?
庭を造ることを考えても、40坪程度あれば何とかなりそうです。

予算配分

中古住宅が見つかった場合は、考える必要がありません。
新築する場合は、土地と建物にどのくらいの比率でお金をかければよいかが問題になります。
・・・で、こればっかりはピンキリで、本でもネットでも調べようがありません。
実際に家を建てた人が身近に何人かいたので、片っ端から聞いてまわりました。
で、出た結論。
僕らの建てようとしている家の広さなら、2000万あれば建てられる。
逆算して、土地の予算は1000万ということになります。

土地探し

土地の価格は、公示価格によって左右されます。
早速、区役所に行って、土地の公示価格地図をゲット。
各地区の基準点の公示価格を地図上にプロットしたものです。
これを見れば、地域ごとの大体の値段がわかります。


後は、目星をつけた地域の物件をネットでピックアップ。
5件ほどリストアップして、週末に実際に見てみることにしました。
ついでに、ちょうど良さそうな建物のモデルハウスのちらしが入ってきたので、これも見てみることにします。


ここから行動開始です。