四十九日

今日は、うちの子の四十九日でした。
昨日は長野の実家から両親が来てくれて、法要というわけではないですが供養塔まで行って、読経してくれました。
GW中は嫁さんの両親が、先週末には兄貴と甥っ子が一緒に供養塔に行ってくれました。
周りのみんなが、ひとりの人間として扱ってくれるのが一番ありがたかったです。


仏教では、死者は七週間の間この世とあの世をさまよっているそうです。
その間、七日ごとに審判をうけ、最終的にあの世に行くのが四十九日目ということになります。
まぁ、死者の側というよりは残された生者の精神的な区切りという面もあるのでしょう。


振り返ってみると、あっという間でした。
産んであげられないことがわかった時は、本当に悲しくて悲しくて、抜け殻のような状態でした。
今は、時々悲しくなることはあっても、笑って、怒って、普通の生活を送れています。
誰が言ったか、人間は忘却する生き物であるようです。


それでも、大切な事は忘れないで生きていこうと思います。
そして、もし次の子が来てくれた時は、きちんともう一人の家族について伝えていきたいです。


悲しくて、辛い出来事でしたが、幸せでした。
心配していただいた皆さんに、この場を借りて感謝させていただきます。
ありがとうございました。